映画「天使の分け前」
スコッチウイスキーにここまで焦点が当たった作品はあったかな?
「天使の分け前」(Angel's Share)とはスコッチの熟成期間中に樽から蒸発してしまう分を比喩した表現。この作品では傷害事件を起こした主人公が、社会活動奉仕をする中で出会った人からスコッチウイスキーの魅力を教えられ、あるスコッチコレクターとの出会いなどを通じ、なんとかマトモな生活に這い上がろうとしていたのだが…というお話。
自分としては強烈な訛りのスコットランド英語をたっぷり堪能でき、またロケ地もグラスゴーとエディンバラが多いのでものすごく懐かしくなったり。蒸留所やスコッチのうんちく話は少ししか出てこないけど2013年秋にアイラ島を巡った時を思い出しました。現代スコットランドを舞台にした映画だと1996年のトレインスポッティング(作中のthe worst toilet in Scotlandのシーンはトラウマ気味)が有名だけど、この作品もちょっと影のあるスコットランドの現在をよく描いていると思いました。
以下は2013年に訪問した蒸留所たち。
カリラ(CAOL ILA)
ブナヘイブン(Bunnahabhain)
ラガブーリン(Lagavulin)
ブルイックラディ(Bruichladdich)
また近いうちにスコットランドは再訪するぞ〜。これから涼しくなるのでスコッチを楽しむ時間も増やしていきたいと思います。とりあえずムサコのネバーランドは早々に行きたいです。